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30歳SE&FP2級保持。新人時代から投資を続けつつ、お金や投資、時々技術の話をゆるっと発信中。

【投資・節約】iDeCo vs NISA どちらを優先するべきか?

※本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の銘柄や行動を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

「資産形成を始めたいけど、iDeCoとNISA、どちらを優先すればいいの?」
そんな疑問を持つ方は多いと思います。両方とも国が用意しているお得な制度ですが、ライフプランによって最適な選択は変わります。

この記事では 「iDeCoとNISAの違い」「どちらを優先すべきか」 を、体験談も交えて解説します。


投資は余剰資金で行うことが大前提

まず大前提として、投資は余剰資金で行うものです。
急な病気や転職など、思わぬ出費に備えて「生活防衛資金(生活費の6か月〜1年分)」は必ず確保しておきましょう。

そのうえで、長期的に運用できる資金をiDeCoやNISAに回していきます。


iDeCoとNISAの違いをざっくり整理

特徴 iDeCo NISA(つみたてNISA・新NISA)
引き出し 原則60歳まで不可 いつでも売却・引き出し可
節税メリット 掛金が全額所得控除、運用益も非課税 運用益が非課税
制度上限

月23,000円(会社員・企業年金ありの場合)など※1

年120万円(成長投資枠)+年間240万円(つみたて投資枠)
向いている人 老後資金を積み立てたい人 資産形成を柔軟に進めたい人、FIRE志向の人

※1:掛け金の一覧はこちら ご覧ください


ライフプラン別:どちらを優先すべきか?

✅ 60歳以上まで現役で働くつもりの人

  • iDeCo優先がおすすめ

  • iDeCoは「掛金全額が所得控除」になるため、特に年収が高い人ほど節税効果が大きいです。

  • 老後資金として確実に貯められる仕組みなので、定年まで働く予定の人にとっては心強い制度です。

👉 余裕があるなら「iDeCo + NISA」のダブル活用が最強。


✅ 早期リタイア(FIRE)を目指す人

  • NISA優先がおすすめ

  • iDeCoは節税メリットが大きい一方で「60歳まで引き出せない」という制約があります。

  • FIREを目指す場合、30代や40代で資産を取り崩す可能性が高いため、流動性が高いNISAの方が圧倒的に使いやすいです。


私の体験談:iDeCoを始めたけど少し後悔している話

私の場合(会社員・企業年金なし)

私は30歳の会社員で、勤務先には企業年金制度がありません。
そのため、iDeCoの掛け金上限は 月額23,000円(年間276,000円) です。

正直、最初は「よくわからないけど節税になるならやっとこう!」くらいの気持ちで始めました。
でも今になってFIREを目指すようになり、「60歳まで引き出せない」のが結構ネックに…。今は最低掛け金の5,000円で積み立てしてます....。
なので、私と同じようにFIREを考えている人は、 iDeCoより先にNISAを優先するのもアリ だと思います。

👉 だからこそ、これから始める方には 「自分が60歳まで現役で働き続けるのか、それともFIREを狙うのか」 をしっかり考えたうえで選んでほしいです。


まとめ

  • 投資はまず「生活防衛資金」を確保してから始めることが大前提

  • 定年まで働く予定 → iDeCo優先(節税効果が大きい)

  • FIREや早期リタイア志向 → NISA優先(流動性が高い)

  • 余裕があれば「iDeCo + NISA」の両方を活用するのがベスト

  • 私のように「よく分からないままiDeCoを始めて後悔」しないために、ライフプランに合わせて選ぶのが大事!

 

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