本記事は筆者の個人的な経験や考え方をまとめたものであり、特定の金融商品を推奨するものではありません。
投資にはリスクが伴います。最終的な判断は必ずご自身の責任でお願いいたします。
前回の報告から約7ヶ月が経ちました。週1,000円ずつ、粛々と積み立てを続けた結果を報告します。
📊 現在の積み立て状況(2026年4月時点)
| ファンド | 評価額 | 含み益 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| 米国大型テクノロジー株式ファンド(マグニフィセント7) | 31,066円 | +2,065円 | +7.12% |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 32,338円 | +2,338円 | +7.79% |
検証開始時(2025年9月)は平均年間リターンがFANG+ 約30%、マグ7 約38%と好調でしたが、この7か月では約7%と振るいませんでした。この7ヶ月で何があったのか振り返ります。

📉 なぜリターンが下がったのか
背景:2025年4月の関税ショック
この検証開始よりも少し前の話ですが、前回のブログを書いた背景として触れておきます。2025年4月2日、トランプ大統領がいわゆる「リベレーションデー」として相互関税を発動。日本には24%、中国には34%の関税が課され、日経平均は4月7日に一時3万1,000円台まで急落しました。
ただしこのショックは、前回報告時(2025年9月)にはすでに回復済み。4月9日に90日間の停止が発表されると株価は急反転し、5月には関税発表前の水準を上回っていました。前回のリターン30〜38%という数字は、この回復を経た後の数字です。
トランプ関税ショックによる底値は、日経平均株価においては4月7日の3万1136円、NYダウにおいては4月8日の3万7645ドルで確定。4月9日に米相互関税の上乗せ分について90日間の停止が発表されると株価は反転し、5月2日には相互関税発表前の水準を上回るまでに回復した。
ダイヤモンドZAi Online「トランプ関税ショックによる底値が確定!」
直撃:2026年2月のイラン攻撃
今回のリターン低下に直接影響したと思われるのが、2026年2月28日に起きたイスラエル・アメリカによるイラン軍事攻撃です。ハーメネイー最高指導者が死亡し、イランも米軍基地へ報復攻撃を実施。中東情勢が一気に緊迫し、世界的なリスクオフムードが高まりました。
ハイテク株中心のFANG+・マグ7は地政学リスクへの感度が高く、この局面で大きく値を下げました。「さすがにまずいか…」と思いながらも、積み立ては継続。
2026年2月28日にイスラエルとアメリカ合衆国はイランに対して軍事攻撃を実施し、イランの最高指導者アリー・ハーメネイーが死亡した。イランは報復としてイスラエルのほか、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)などにある米軍基地への攻撃を行ったと発表。サウジアラビアやクウェート、ヨルダンでもミサイル迎撃が報告され、中東地域全体で緊張が高まっている。
Wikipedia「2026年イスラエルとアメリカ合衆国によるイラン攻撃」
📈 それでも相場は戻ってきた
下落局面の後、相場は急ピッチで回復しました。現在の含み益は+7%台と例年よりリターンは低いものの、プラスはキープできています。
改めて感じたのは、「相場は読めない」という当たり前の事実です。地政学リスクが最高潮に達したタイミングで売っていたら、その後の回復は享受できなかった。ニュースを見て怖くなる気持ちはわかりますが、少額積み立てで感情を切り離せているのはメリットだと感じています。
🔍 今後も積み立てて検証する
引き続き週1,000円ずつ、淡々と積み立てを続けます。この実験の面白いところは、「相場が荒れるほどデータとして価値が上がる」ところ。関税ショック、中東有事、急落と急回復——これだけイベントが詰まった7ヶ月は、なかなか貴重な検証期間でした。
次回報告もお楽しみに。