社会人になって数年、働いてもなかなかお金が貯まらない…。
そんな時期を経て、私はついに資産2,000万円を突破しました。
特別な才能があったわけでもなく、収入が爆発的に上がったわけでもありません。
ただ、日々の行動を少しずつ変えていった結果、今があります。
今回は、実際に私が2,000万円を貯めるまでにやってきたことを5つ紹介します。
① お金の勉強をした(FP3・2級の取得)
社会人になりたての頃、残業は月100時間前後。
それでも年収は500万円いくかどうかでした。
「このまま40年働くのはしんどい…。お金に困らない生き方ってなんだろう?」
そう思ったのがきっかけで、お金の勉強を始めました。
調べるうちに「FIRE(経済的自立)」という考え方に出会い、
自分はお金の知識がゼロだと痛感。そこでFP3級・2級を取得することに。
お金もスポーツや音楽と同じで、まずは“基礎練習”が大事。
基礎を知れば、ニュースや広告の嘘を見抜けるようになります。
FPを勉強して「節税・保険・投資」の仕組みを体系的に学べたのは大きな財産です。
お金を守り、増やすための土台になります。
私は以下のシリーズのテキストを2周ほどして、問題集も2周ほどしたらFP3級、FP2級両方とも合格できました。FP3級は表面的な内容が多いですが、FP2級はFP3級の内容に一歩踏み込んだ内容になるため、FP2級の方が勉強時間は多めにとった方が良いです。
■FP3級
テキスト
問題集
■FP2級
テキスト
問題集
② 家計簿で“自分のお金の流れ”を見える化
次に始めたのが家計簿です。
私は「マネーフォワードME」を使っています。
アプリで連携しておくだけで、月ごとの支出が自動で可視化されるので、
「食費多いな」「娯楽費がかさんでるな」とすぐ気づけます。
貯金ができない人は、管理が下手なんじゃなくて“気づく力”が足りないだけ。
まずは1ヶ月だけでも家計簿をつけてみると、
自分の浪費パターンが驚くほど明確になります。
③ 余計な固定費を削減した
固定費を削るのは、収入を上げるより圧倒的に簡単です。
手取りを1万円増やすには、税金を考慮して1.2〜1.5万円ほどの昇給が必要。
でも固定費なら見直すだけで1万円削減できるケースもあります。
具体的にやったことはこんな感じ👇
- 格安SIMに変更(月4,000円節約)
- 半年使ってないサブスクを解約
- 不要な保険を解約し、掛け捨てだけに変更
節約=我慢ではなく、“無駄な支出を最適化する”こと。
生活水準を下げずに残るお金が増える。
これほど気持ちいいことはありません。
④ 長期目線を持つ
私は42歳までに金融資産5,000万円でサイドFIREを目標にしています。
この明確な目標があるからこそ、
「今○○銘柄が熱い!」といった短期的な情報に振り回されません。
焦らず、コツコツとインデックス積立を続けた結果、
気づけば2,000万円に到達していました。
投資も貯金も「長期でやる前提」なら、相場の波に動じなくなります。
⑤ 明確な目標を持つ
「なんとなく貯めたい」ではなく、
“いつまでに・いくら”という目標を決めましょう。
私は「42歳で5,000万円」と決めてから、
支出・投資・副業などの意思決定が圧倒的に速くなりました。
目標があると、“今やるべきこと”が自然と見えてくる。
まとめ
お金を貯めるのに特別な才能は不要です。
必要なのは、次の5つだけ。
- お金の勉強をする
- 家計簿で現状を把握する
- 固定費を最適化する
- 長期目線を持つ
- 明確な目標を持つ
この5つを意識するだけで、少しずつでも確実に資産は増えていきます。
焦らず、習慣化していきましょう。
皆さんの資産形成の参考になれば幸いです。
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