※本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の銘柄や行動を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
私は30歳で資産が2,000万円を突破しました。
金融経済教育推進機構(J-FLEC※)のデータによると、単身30代で金融資産2,000万円以上を保有している約10%ほどしかいません。つまり、まだまだ少数派です。そんな中で感じた“リアルな感覚”を残しておきたいと思います。

資産は雪だるま式に増える
率直に言うと、「資産増加スピードは一気に加速する」と実感しました。
最初の1,000万円までは約6年かかりましたが、1,000万から2,000万までは1年強。
1000万に到達したのは2023年末です、私は2017年度から投資を始めているので1,000万到達までに約6年かかりました。

2,000万到達したのは2024年末に一度突破し、トランプショックで一時的に2,000万切りましたが、2025年6月ごろから安定的に2,000万を超えています。つまり1,000万から2,000万までは1年から1年半くらいしかかかっていません。これだけでも資産増加速度がわかります。最初の1,000万よりも4.5年ほど1,000万円増加するのが早かったです。
相場が好調だったこともありますが、配当金・投資益・再投資が重なり「富が富を生む」を体感しました。
たとえば年利7%で運用していると、
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1,000万円 × 7% = 年70万円の増加
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2,000万円 × 7% = 年140万円の増加
この「運用益が自動的に増える感覚」は、サラリーマンの昇給とはまったく違う喜びです。
でも、心は意外と変わらない
不思議なもので、資産が2,000万円を超えても気持ちの余裕はあまり変わりません。
もちろん最初はうれしかったですが、少し時間がたつとむしろ「もう頑張らなくてもいいかも」という気持ちが出てきて、仕事へのモチベーションが下がった感覚すらもあります。
これは心理学的に言うと「快楽適応(hedonic adaptation)※」と呼ばれる現象で、
人は新しい環境や所得水準にすぐ慣れてしまい、幸福度が元に戻る傾向があります。
要するに、資産が増えても今の状態に慣れてしまうんです。
※出典:
Your Brain Is Wired to Suck the Joy Out of Good News | by Olivia Campbell | Forge
ゴールを低く見積もっていた
自分でも何となく気づいているのですが、42歳で資産5,000万円を目標にしていたのに、30歳で半分に到達してしまったのが逆に良くなかったのかもしれません。
「このまま行けばあと数年でサイドFIREできるかも」という楽観バイアス(※)が出てきている気がします。
ただ、冷静に考えるとインフレが進んでおり、12年後の5,000万円の価値は今より目減りしている可能性が高いです。そのため、慢心せずにもう一度気を引き締めて積立投資・収入アップに励もうと思います。実際に5,000万円到達した際に目標設定を見直そうと思います。
まとめ
資産が増えても幸せの形は変わらない。
だけど、お金の増える仕組みを自分の中で確立できたことが最大の財産だと感じています。この先は「守るフェーズ」に入る前に、転職を通じて収入アップと新しい挑戦をしていきたいと思います。まだ転職活動中のためブログ更新頻度は少し落ちるかもしれませんが、引き続きのんびり見守ってもらえたら嬉しいです。
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