本記事は筆者の個人的な経験や考え方をまとめたものであり、特定の金融商品を推奨するものではありません。
投資にはリスクが伴います。最終的な判断は必ずご自身の責任でお願いいたします。
こんにちは。
現在転職活動中で投稿頻度は少し落ちていますが、元気にやっています(笑)
今回は、私が毎月公開しているポートフォリオの中でも、なぜオルカン以外に VYM と HDV などの高配当ETFを積み立てているのかをお話しします。
「ETFに興味があるけどどれを選んだらいいかわからない…」という方にとって、参考になれば幸いです。
投資を始めたきっかけと最初の失敗
投資を始めた最初の3年くらいは、何も考えずに高手数料の投資信託を積み立てていました。
その後、FPの資格を取得したことをきっかけに「本格的に積立投資をしよう」と考え直し、今の投資方針に至りました。
最初はオルカンなどのインデックス投資に加え、配当金があるとモチベーションになると思い、個別株(コカ・コーラ、J&J、P&Gなど)を少しずつ買っていました。
ETFに出会ったきっかけ
株を勉強していると「ETF(上場投資信託)」という言葉に出会いました。
ETFとは?
ETFは、複数の株式や債券をまとめて投資できる金融商品で、証券取引所で株式と同じように売買できます。
個別株よりリスク分散が効き、運用コストも低いのが特徴です。
高配当ETFを選んだ理由
5年前に調べたとき、よく名前が出てきたのが VYM・HDV・SPYD でした。私は経費率、キャピタル、インカムの軸でVYM、HDVに絞って積み立てを決めました。実際に参考程度ですがVYM、HDVの情報を載せます。VYM、HDVの経費率はそれぞれ0.06%、0.08%です。これはつまり年間100万円それぞれに投資した場合、VYMは600円、HDVは800円分の運用費として取られるわけですが、100万円で1000円以下で運用できるなら安いもんです。投資信託のアクティブファンドだと1%超の経費率などもありますので要注意です。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
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経費率:0.06%(2025年9月24日時点)
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米国の高配当株400銘柄以上に分散投資
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代表的な保有銘柄はJPモルガン、エクソンモービル、J&Jなど、SBI証券で実際に画像のように組み入れ銘柄を確認できます。

HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
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経費率:0.08%(2025年9月24日時点)
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財務健全性の高い米国企業100社前後に分散
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保有銘柄はエクソンモービル、J&Jなど、VYM同様SBI証券から実際に組み入れ銘柄を確認できます。

SPYDを選ばなかった理由
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配当利回り上位80銘柄に投資する仕組み
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経費率は0.07%(2025年9月24日時点)と安いが、業種が偏りやすく減配リスクも大きい
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株価の変動も激しいため、私は除外しました
実際の積立と成果
私は約5年間、VYMとHDVを毎月コツコツ積み立てています。
現在は両方とも120株前後まで増えました。
損益もVYMが約+70万円(+38%の利益)、HDVが約+50万円(+35%の利益)、VYM+HDVで+120万円(+37%の利益)になり株価だけでもある程度キャピタルゲインもあります。配当金も得ているのでトータルではさらにプラスです。加えてVYMとHDVは大体毎年5%前後増配しますので「配当金と株価が積み上がっていく感覚」が投資を継続するモチベーションにつながっています。今のところは配当金もに再投資しているのでどんどん配当金をもらえる額も大きくなってきています。

インデックス投資との比較
もちろん、効率面ではS&P500や全世界株(オルカン)に投資する方が合理的という意見もあります。
しかし、投資を10年以上続けるには「続けられる仕組み作り」が重要です。
私にとっては、オルカン+高配当ETFの二本立てが最も続けやすい形でした。
まとめ:大事なのは「継続できる仕組み」
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高配当ETF(VYM・HDV)は経費が安く、分散投資できる
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配当金がモチベーションになり、投資を続けやすい(個人的な感想)
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インデックス投資と組み合わせることで、リスクと効率のバランスを取れる
投資で一番大切なのは「継続」です。
転職や副業で入金力を高め、浪費を抑え、長期で資産を増やしていくのが王道だと思います。
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