サラリーマンSEがサイドFIREを目指すブログ

30歳SE&FP2級保持。新人時代から投資を続けつつ、お金や投資、時々技術の話をゆるっと発信中。

【体験談】過酷な新人時代と「金持ち父さん貧乏父さん」が教えてくれた資産形成の始め方

新人時代、私は月100時間の残業と3時間以上の通勤に追われ、将来に絶望していました。
そんな私の人生を変えたのは、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん貧乏父さん』との出会いです。
本記事では、過酷な労働環境・家族の経験・一冊の本から学んだ「資産形成の必要性」と、20代で始めた投資の第一歩をお伝えします。
これからFIREや資産形成を始めたい方にも役立つ内容です。


1. 新人時代の絶望体験

社会人1年目、私は残業100時間前後(うち40時間はサービス残業)、通勤往復3〜4時間という生活を送っていました。
朝6:30に起き、夜は24〜26時に帰宅。1日の大半が仕事に奪われていました。

それでいて年収は500万円弱。
「こんな生活をあと40年?もしかしたら75歳まで?」と考えると、強烈な絶望感がありました。

1年後、心身ともに限界が来て転職。
今の職場では残業は月10〜20時間程度に減り、スキルアップの時間も確保できました。
しかし、この記事にも書いた通り、改善提案を重ねても限界が見えてきたため、今は転職活動中です。
あの辛い時代から救ってくれた今の会社には感謝しています。


2. 祖父の死と「人生の後悔」を考えた

大学4年生のとき、祖父が癌で亡くなりました。
「最後は家に帰りたい」と言っていた祖父は、最期まで病院生活でした。

その時「自分が死ぬ直前、何をしていなかったら後悔するか」を考えました。
出た答えは「家庭を持ち、子供の成長を近くで見守ること」。

私は4人兄弟で、両親は共働き。家に帰っても誰もいない「鍵っ子」でした。
寂しさを感じていた反動もあり、自分の子供とは日常を共にしたいという思いが強くなりました。

一方で、お金がなければ挑戦の機会は減ります。
実際、父は優秀なエンジニアで起業の誘いもあったそうですが、家計を守るために全て断っていました。
この経験から、「資産があれば挑戦できる」「なければ諦めが増える」と痛感しました。
だからこそ私はFIREを目指し、人生の自由度を上げたいと考えています。


3. 「金持ち父さん 貧乏父さん」との出会い

「1.」、「2.」のことがきっかけで色々調べ、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん 貧乏父さん』に私が25歳の頃に出会いました。
父は年収1,000万円後半を稼いでいましたが、家計は常に火の車。まさに「貧乏父さん」の典型でした。

この本をきっかけに、私は新人時代のなんとなくの積立投資から、FP2級の取得、資産配分の見直しへとステップアップしました。
今は自分なりの投資方針を持ち、資産形成を本格的に進めています。


おわりに

資産形成を意識するようになったのは、過酷な労働、家族の経験、そして一冊の本との出会いが重なった結果です。
私にとってお金は「人生の選択肢を増やす手段」であり、挑戦や家族との時間を守るための土台です。

これからもFIREを目指しつつ、学んだことを発信していきます。

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