※本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の銘柄や行動を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
積立投資を始めたばかりの方、
「毎月1万円だけ積立しても、大したことないんじゃ…?」
そう思って投資を迷っている人は多いです。
結論から言えば、少額でも長期で続ければ大きな資産になる可能性は高く、さらに相場に慣れるという心理的メリットもあるんです。
この記事では、過去のデータと40年シミュレーションを使って、少額積立の効果をわかりやすく解説します。
少額積立は意味あるのか?結論から言うと「YES」
- 過去データが示す長期投資の強さ
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少額でも長期の経済成長に乗れば、40年で資産は数倍になる可能性が高い
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- 少額積立の心理的メリット(相場への慣れ)
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少額でも投資を始めることで「相場の波」に慣れ、暴落時に狼狽売りを防げる
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退職金や大きな資金を一括で投資するより、若いうちから少しずつ積立した方が心理的に有利
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過去データが示す長期投資の強さ
投資は15年以上積み立てれば負けないです(過去の統計データ)
1. S&P500 の長期積立実績
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1926〜2022年のS&P500のデータによると、20年より長期の全期間で評価損が発生した事例はゼロ。
15年で損をした期間は、全体のうち2件のみ(全985期間中)という非常に低い確率です。
つまり、「15年以上積立投資すればほぼ負けない」と言える統計的な裏付けになります。出典: McLean
2. 米国市場には15年以上下落なし
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US株式市場全体のデータでは、184ヶ月(約15年)を越える期間で負けた例は一切ないという分析もあります。出典: dimensional.com
3. 長期になるほど失敗のリスクが低減
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Wealthfrontの調査によると、投資年数が長ければ長いほど、損失を被る確率が低くなる傾向があります。出典: wealthfront.com
- 【実例】毎月1万円・2万円の40年シミュレーション
- 仮に年利5%で40年間、毎月1万円、2万円を積立すると…
| 月額積立 | 年数 | 年利 | 投資額 | 運用後 |
|---|---|---|---|---|
| 1万円 | 40年 | 5% | 480万円 | 約1,480万円 |
| 2万円 | 40年 | 5% | 960万円 | 約2,960万円 |
4. 保険から投資への切り替えで資産効率アップ
もし貯蓄型保険に毎月1万円払っているなら、それを全世界株インデックス(オルカン)に回す方が長期的に有利。
保険の利回りは1〜2%程度が多く、複利効果で大きな差になる。
少額積立の心理的メリット(相場への慣れ)
結論にも書きましたが、少額でも投資を始めることで「相場の波」に慣れ、暴落時の狼狽売りを防ぐ練習になる
例えば退職後にまとまったお金で投資を始めた人は、暴落を見て焦って売ってしまうケースが多い。
積立を続けていれば、相場に「慣れて」冷静に対処できるようになります。
退職金や大きな資金を一括で投資するより、若いうちから少しずつ積立した方が心理的に有利になるので、始められるうちに早く始めるのがおすすめです。
まとめ:少額でも時間を味方につけよう
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少額積立でも意味はあるが、時間を味方につけることが前提です。
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少額でも若いうちに始めることで、相場に慣れて精神的に強くなります。
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免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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