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30歳SE&FP2級保持。新人時代から投資を続けつつ、お金や投資、時々技術の話をゆるっと発信中。

【貯金ゼロ脱出】収入が増えても貯まらない理由と3つの対策

「収入は増えているはずなのに、なぜか貯金ができない…」
そんな経験はありませんか? 実はその原因、あなたの浪費癖ではなく「脳の仕組み」にあります。
その正体が「パーキンソンの法則」です。

この記事では:

  • パーキンソンの法則の意味
  • 収入が増えてもお金が貯まらない理由
  • 今日からできる3つの貯金習慣

を解説します。読み終わる頃には、「仕組みで勝手に貯まる体質」を作るヒントが見つかれば幸いです。


パーキンソンの法則とは?お金が残らない心理の正体

パーキンソンの法則とは、イギリスの政治学者シリル・パーキンソンが提唱した法則で、

「支出は、収入の増加に比例して膨らむ」

という人間の性質を表したものです。

たとえば:

  • 年収が300万円 → ギリギリの生活

  • 年収が500万円 → 生活が楽になると思いきや、なぜかまたギリギリ

これは「余裕ができた分だけ使ってしまう」という本能的な行動が原因です。


なぜ収入が増えても生活は楽にならないのか

  1. 人は“あるもの”を基準に生活を組み立てる
     → お金がある=もっといい家に住みたい、外食したい、モノが欲しい
     → 結果として、収入が増えても支出が追いついてしまう

  2. 生活の固定費がジワジワ上がる
     → 家賃、車、保険、サブスクなど「一度上げると下げにくい支出」が増える

  3. 「今の生活レベルが当たり前」になる
     → 一度贅沢を経験すると、元の節約生活には戻れなくなる心理が働く(快適順応)


「自分を責めなくていい」理由

ここまで読んで「やっぱり自分はだめだ…」と思った方。
安心してください、パーキンソンの法則は“ほぼ全員”に当てはまるものです。

だからこそ、心理を理解した上で「先に仕組みで対策する」ことが重要なんです。


今日からできる!貯金体質になる3つの習慣

✅ ステップ1:クレジットカードをやめてデビットカードに

  • 銀行にある分しか使えない

  • クレカの「後払いによる錯覚的余裕」を防ぐ

✅ ステップ2:給与天引きで自動貯金

  • 給与日に自動で別口座へ送金(1万円からでもOK)

  • 先に「貯金を終わらせる」ことで、残りで生活するクセをつける

✅ ステップ3:固定費を“見直す”ではなく“仕組みで潰す”

  • サブスクを一度解約

    • 必要なものは再契約すればいいのです
  • 保険は掛け捨て以外は見直し(不要な民間保険は削る)

  • 格安SIMへの乗り換えなど、毎月のベース支出を下げる


まとめ:仕組みで勝手に貯まる生活へ

「パーキンソンの法則」という心理作用によって、
収入が増えても貯金できないのは“当たり前”のことです。

だからこそ、自分を責めるのではなく、

  • 心理を知る

  • 習慣を変える

  • 仕組みを先につくる

この3つを意識して、“勝手に貯金できる体質”を目指してみてくださいね!

まずは給与天引き1万円から始めてみましょう!

 

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